チュニジアってどんな国かご存知ですか?
近年ではサッカーによって認知度が高まってきた国チュニジア。名前だけなら聞いたことがあるかもしれません。
チュニジアは北アフリカ沿岸部に位置するイスラーム教の国です。
長靴の形をしたイタリア半島の対岸、2200年前の航海技術でローマまで3日の距離に位置します。
北アフリカにある国と聞くと、砂漠や荒野をイメージするかもしれません。しかしチュニジアは美しい海、豊かな自然、内陸には砂漠が広がっています。
そんなチュニジアについて簡単にご紹介したいと思います!
Contents
ダースベイダーの故郷になったチュニジアを歩こう!
(筆者がまだ砂漠方面には行ったことがないので、メインはチュニジア中部〜北部になります)
・海
・街
・ローマ時代の遺跡
・イスラーム建築
チュニジアの歴史
チュニジアの伝統工芸品
チュニジアは古来より交易と農業によって栄えた国でしたが、実は手工業の国としても有名です。
最後にチュニジアの名産品をご紹介します!
・陶器
チュニジアの名産品の一つ、陶器です。特にナブールと呼ばれる町が有名で、街の至る所に工房があります。
ただの陶器屋さんだと思ったら、「アタシが絵付けしたのよ」なんてことも・・・
花みたいな模様から近年では中国や日本の意匠の絵の陶器も人気なんだとか。
・織物
キリムと呼ばれる平織りのカーペットや、遊牧民であるベルベル民族の伝統模様が特徴的な絨毯、BYRSAMで取り扱っているようなスカーフなど。チュニジアで流通している織物はほとんど手織りで作られています。
絨毯は北アフリカ最古のモスクを持つカイロアンが非常に有名です。
チュニジアの絨毯模様はシンプルでダイナミックなものが多いですが、織りは非常に細かく、耐久性に優れたものも多いです。
特にラクダ毛の絨毯はお犬様やお猫様が引っ掻いても問題ないんだとか・・・
・香水
チュニジアは香水の一大生産地で、ヨーロッパだと高級香水としても知られます。
アルコールフリーな香水で、伝統的な蒸留技術で作られています。香りは国花であるジャスミンや、日本では馴染みのないデーツやサボテンなどの変化球な香りも・・・
また香水以外にもオリーブオイルで作った石鹸やシャンプーも有名です。
5年以上、皮膚科・アムウェイ・ニュースキン・その他美容系Youtuberのスキンケアを試しても治らなかった肌荒れがかつてないほどに良くなりました・・・(体験談)
・オリーブ雑貨
チュニジアは世界有数のオリーブの生産地で、同時にいろんな種類のオリーブ雑貨が作られています。
スプーンやフォーク、お皿やまな板まで。
木目が非常に美しく、硬く傷つきにくい特徴があります。
あるフランス人のマダムは「食器を買うために来たのよ」と言っていました。
飛行機で3時間程度らしいので、洋服を買いに韓国へ行く・・・みたいな感覚なのでしょう。
・革製品
チュニジアではヤギ革のカバンやスリッパ、小物やランプシェードなど様々な革製品が作られています。
イスラーム教の国であるため、山羊や羊の肉を日常的に食し、「生活の中で余ったモノを利用して作っているんだよ」と教えてもらいまいた。
革の染色技術も非常に高く、鮮やかな色の鞄がメディナに並びます。
近年ではラクダ革の製品もあるんだとか。
ちなみにチュニジアを歩くと、朝お肉屋さんにいた羊が夕方にはいなくなっている、という現象に遭遇します。
いかがでしたでしょうか?
チュニジアの歴史は多様で豊かであり、古代から現代に至るまで様々な文化や支配者の影響を受けてきました。
また緑豊かな北部から灼熱の砂漠まで対照的な大地を有し、一歩踏み出せばいろんな景色を見ることができるでしょう。
BYRSAMではそんなチュニジアについて毎月2日と21日に新規コンテンツを配信していきます。
質問や取り上げて欲しい内容がありましたら、気軽にライン公式からご連絡ください。
それではまたお待ちしております!